心がゆっくりと回復する本。

可愛いしおりが「ふろく」でついてた。嬉しい。

青山美智子さんの優しい心地の良い読後感を味わってしまって、はやく他の本も読みたいとなってる。

早く続きが読みたい!でもゆっくり味わって読みたい…!そんな気持ちで数日にかけて読み進めていた。

他の本も読みたい!と思える作家さんに出会うたびウキウキするし、幸せなことだなぁと思う。

空間の中にある色。

すぐに「色」が見えることもあれば、なかなか見えなかったり、そこにあるなぁ〜とぼんやりとしたカゲロウのような熱の塊のようなものが見えてるだけの時もある。

そんな時は見えるまでまわりの空間を描きながら、時には色を見ようと頑張ってウンウンと唸っている。

見えてしまえば、いままで唸っていたのが嘘のようにクリアな頭でスラスラと手が動き、色が空間へと染み込んでいくのに。

7年前。

これを書いたのが7年前。

過去の日記「20171003」

今年の個展では、海の向こうから日本へとやって来ていた方が、作品を気に入って買ってくださった。
自分の作品が「海を越えて愛でていただけている」と思うと、とても嬉しい。

前に進めているのか不安になることもあるけれど
どうやら少しずつでも
あの頃とは違う景色を見ることができているのだなぁと、有難い気持ちになった。