目ざわりがいい

2019/09/16 16:18(noteより)

視覚に心地いいことを「目ざわりがいい」と自分は言っているのだけど、手触りがいいに近い感覚で、目で触るイメージ。
自分の作品は目ざわりが良いものを目指している。

黒木リンの作品を直接見てもらうと、和紙の毛羽立ちが絵の肌として見れます。

パネルに和紙を貼り、つけペン(丸ペン)を使い、墨で描くペン画です。
引っかかりながら描きます。
描いているとガリガリシャリシャリ音がするくらい。
色はアクリル絵の具で。

なんとか画像で映らないか…と撮って見たけどやっぱり画質がいくらよくても難しい…

やはり画像、写真ではお伝えできない事なので「体感」と言う言葉がぴったりかもしれません。
機種変してカメラもよくなったけど、やっぱりそこじゃないんだなーと。

絵の前に立って、作品の空間を体感してほしい。

絵を見た方に「写真みたい」とよく言われますが、写真の表面はつるっとしてるけど、絵の表面はザラザラなのです。
だから直接見ると、作品たちの表情が豊かに見えるのではないかなと思います。